英語育児について
娘のことで、よく勘違いをされることがありますのでここではそのことについて書かせて下さい。娘は、10歳児として、とりあえず言いたいことがなんとか伝えられるだけの英語が話せますし9歳で英検2級に合格しています。と、ここまで書くと、毎日何時間も英語の勉強をさせているように思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、娘は、もう、小学生ですので、学校の勉強や習い事などで忙しい毎日です。特に、バレエは3歳から習ってきていますので、今は、バレエの練習に追われる日々で、実際に英語の勉強は、最近では、数分という日が多いというような日常生活です。それでも、なんとか英語と付き合ってきていられるのは、小さな時から英語のある環境作りをしてきたお陰だと思っています。
勉強としての英語には、時間の割けていない娘ですが、毎日、お楽しみで、英語のアニメを見たりしていますので、今は、その辺、楽しみながら、ある程度の英語力を維持しているという状況でしょうか?
英語学習は、とても長い道のりです。 早く始めたからといって、それで全てがうまくいくというものでもありません。後からはじめても、英語が大好きになって、将来留学することになるかもしれませんし、先のことは誰にもわかりません。
ですから、どうか、勘違いをなさらないで頂きたいのです。
私自身、英語で育児をすることで、育児自体を楽しむことができました。 楽しみたくて、勝手にやってきたことなので、かなりいい加減にやってきています。 こうすれば、英語育児に成功できるといった、指針があったわけでもなく、本当に毎日が試行錯誤の連続でした。そんな中で、ネットを通じて仲間ができ、あ~でもない、こ~でもないと、みんなでわいわいとやってきました。
先日、テレビで、筋ジストロフィーを患った女の子がお母さんと一緒に学校に通い、普通の学級でお友達に助けられながら学校生活を楽しんでいるというお話を少しだけ見ました。
お父さんは、「もし、生まれ変わっても、また、今、目の前にいる病気のこの子を授かりたいと思う」と言っていました。 今、目の前にいるありのままのお子さんを心から愛しているんだなあと、見ている私まで涙が流れてしまいました。
英語育児で、どうのこうのと悩めるなんて、なんて贅沢な悩みなんだろう、と自戒も含めて、本当にそう思いました。
私自身、海外に長期(半年以上)で滞在するという機会に恵まれたこともなく、英語学習に関しては、決して恵まれた環境で育ったわけではありませんし、娘も、インター校など1校もない田舎に住んでいますから恵まれた環境にいるわけではありません。自分達にできることを、できる範囲で楽しみながらやってきただけです。
結局、自分達にできることを、自分達にできる範囲でやっていくしかないというのが、我が家の結論です。 でも、それこそが、NO.1ではなく、オンリー1になりうる方法だと思っています。
ということで、もし、誤解されている方がいらしたら、是非誤解を解いていただけるとうれしいなぁと思って、最近感じていたことをここに書かせていただきました。
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